7月15日(現地時間14日、日付は以下同)。ブルックリン・ネッツがランス・トーマスとの契約に合意したという。
これは現地メディア『SNY』のイアン・バグリー記者が情報筋から得たものとして報じており、ネッツは今月末から始まる第二幕へ向けて戦力増強を図ったということなのだろう。
トーマスはキャリア8年を誇る32歳のフォワード。203センチ108キロの体格を持ち、昨季はニューヨーク・ニックスで46試合(うち先発は17試合)に出場して平均17.0分4.5得点2.5リバウンドを記録。昨年9月にはネッツと契約を結ぶも、開幕直前にカットされていた。
ネッツは10日にジャマール・クロフォード、マイケル・ビーズリー、ドンテイ・ホールと契約したことを発表。だがビーズリーが開催地へ入る前に行われた新型コロナウイルス(COVID-19)の検査結果で陽性反応が出たため、フロリダ州オーランドからホームへと戻っており、今後チームへ合流するかどうかは微妙だという。
イースタン・カンファレンス7位のネッツ(30勝34敗)は今月末からスタートするシーディングゲーム(8試合)を戦い、2年連続のプレーオフ進出を目指す。だが現状として、主力選手たちの相次ぐ出場辞退により、急造チームという印象が拭えないだけに不安が残る。