8月6日(現地時間5日)、八村塁が所属する再開後3連敗中のワシントン・ウィザーズは、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとの試合に臨んだ。
ウィザーズは第1クォーター、チームとしてスリーポイントシュートの試投が1本にとどまるなど、シーズン不参加のブラッドリー・ビールやダービス・ベルターンス不在の影響が顕著に現れ、20-26とリードされる展開に。八村は前半5本のフィールドゴールを全て外し、フリースローの1得点、1リバウンドに加え1スティールと、この日も厳しいマークに苦しむ形となった。しかしシーズン再開後、好調なジェローム・ロビンソンの活躍により、ウィザースは前半47-54と一桁点差で試合を折り返す。
プレーオフ進出へ向けて負けられないウィザーズは第3クォーター中盤、トーマス・ブライアントのレイアップで逆転。続く八村もジャンプシュートを沈めリードを奪う。しかしシクサーズのジョエル・エンビードをインサイドで抑えきれず、74-77と再びビハインドを背負う形で最終クォーターへ。第4クォーター、八村の力強いドライブからのレイアップはエンビートの豪快なチェイスダウンブロックに阻まれる。終盤、八村のスリーポイントシュートで4点差まで縮めるが、この試合30得点11リバウンドに加え3スティール2ブロックと攻守に活躍したエンビートが逆転を許さず、ウィザーズは98-107と再開後4連敗を喫することとなった。
八村は39分の出場に8得点8リバウンドと3試合連続での一桁得点となった。なお試合途中に膝を痛めて離脱した、シクサーズのベン・シモンズはMRI検査の結果異常はないと発表されている。