8月6日(現地時間5日)、ワシントン・ウィザーズ所属の八村塁がフィラデルフィア・セブンティシクサーズとの試合にスタメン出場。39分のプレータイムで8得点8リバウンド2アシスト1スティールをマークしたが、チームは98-107でシーズン再開後4連敗目を喫した。
試合後、チームの公式Twitterを通じて八村は「レギュラーシーズンでも何度か戦っていて、どういう相手かも分かっていましたし、チームとしてディフェンスも良かったのですが最後、力の差でやられた感じがしました」と惜敗した試合を振り返った。
サイズの差がある中、チームとしてリバウンドで上回った点については「僕ら全員でリバウンドを取りにいく意識でやれました」と手ごたえをつかんでいたようだが、一時は5点のリードを奪いながらも最終的には勝ち越しを許してしまった試合展開については、「(逆転した後)どれだけリードを保てるのか、自分たちは若いチームなので良い勉強になったと思います」と反省の色を示した。
ここ3試合一桁の得点しか取れていない中、第4クォーターの終盤に4点差に詰め寄る重要なスリーポイントシュートを決めた八村。「チームメートから“お前はいつも練習してシュートが上手いのだから積極的に打っていけ”と言われて自分で打つことができました。どんなときでもチームの為にアグレッシブにプレーしなければいけないですし、シュートをためらう事はチームの為になりません。今はシュートをためらう場面が多いので直していかなければいけないです」と今後の課題にも触れた。
また、敵チームからのマークが厳しくなっている事に関しては「今まで中学、高校、大学でも得点源としてプレーしてきて、ダブルチームやディフェンスのうまさなどを乗り越えてやってきました。この高いレベルでの相手のディフェンスのスカウティングをまた乗り越えなきゃいけないなと感じています。今まで通り、逃げずにアグレッシブに戦うことがこれからのNBAでのキャリアにも関わってくると思います」と前向きな姿勢を見せた。
8日にはニューオーリンズ・ペリカンズとの対戦を控えている。同じルーキー、ザイオン・ウィリアムソンについて問われると、「彼も大学で戦ったことのある選手です。活躍するルーキーがたくさんいる中、負けられない一戦になるので頑張りたいと思います」とライバルとの一戦への意気込みを述べた。