オースティン・リバースがハーデンとアデトクンボの関係について「彼らは互いに相手の実力を認めている」

アデトクンボ(右)のポストプレーをディフェンスするハーデン(左)[写真]=Getty Images

ハーデンとアデトクンボについて言及するリバース

 8月3日(現地時間2日)、ヒューストン・ロケッツはミルウォーキー・バックスと対戦。リーグ屈指のバックコートコンビであるジェームズ・ハーデンラッセル・ウェストブルック率いるロケッツと、今季優勝候補の1つであるバックスの注目の一戦は、120-116とロケッツが激戦を制している。

 ハーデンはこの試合でシュートタッチに苦しみながらも、24得点7リバウンド7アシストとオールラウンドに活躍。対するバックスのヤニス・アデトクンボも、36得点18リバウンド8アシストというスタッツを叩き出し、両エースがしのぎを削り合うゲームとなった。

 この試合のあと、ハーデンはメディアから「ヤニス・アデトクンボを抑えることはどのくらい難しかったか?」という質問を受けたが、答えることなく「次の質問へ」と返答。この対応にチームメートであるオースティン・リバースが反応している。『Essentially Sports』が報じている。

 リバースはハーデンとアデトクンボの関係について、「彼らはお互いのことについて、口にすることはない。トラッシュトークをしあうこともない。だから彼らは本当に仲が悪いように思えるかもしれない」とした上で、「彼らは互いに相手の実力を認めていると思う。ただし2人はとても競争的だから、その敬意を言葉にすることはない」と、コメントしている。

 またリバースは、「ジェームズはとても競争心に溢れていて、自分以外の誰かがMVPを勝ち取ることを好まないんだ。そしてそれはヤニスも同様だと思う」ともつづっている。ハーデンは2018年にシーズンMVPを受賞しており、アデトクンボも2019年にMVPに輝いている。表面上は2人とも直接相手のことについて言及することはないかもしれないが、リバースが述べたように、内心では互いに相手をリスペクトしている部分はあるのかもしれない。

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