8月15日(現地時間14日、日付は以下同)。第二幕に参戦する22チームは、8試合のシーディングゲーム(順位決定戦)を終えた。
ウェスタン・カンファレンス3位のデンバー・ナゲッツ(46勝27敗)は、同6位のユタ・ジャズ(44勝28敗)と18日からプレーオフ ファーストラウンドで激突することとなる。
シーズン戦績はここまでナゲッツが3戦全勝。だが8月9日の試合では2度の延長にもつれ込んでおり、そう簡単には突破できない相手と見ていいだろう。
「本当にいいマッチアップだ。あのチームと僕らの対決はいつだってタフなものになるんだ。本当に面白いシリーズになるだろうね。僕らは自分たちが持つ全てを持ち込むよ。どれだけ相手の強みをかき消すことができるかにかかってくるだろうね」。
ナゲッツの大黒柱ニコラ・ヨキッチは『Eurohoops.net』へそう語り、プレーオフでジャズと対戦することを楽しみにしているようだった。
両チームの試合はナゲッツが勝ちきっているとはいえ、いずれも6点差以内の決着となっており、プレーオフとなればより激しさが増し、ジャズ優勢の展開になる可能性も捨てきれない。
ナゲッツはギャリー・ハリス(腰)とウィル・バートン(膝)がシーディングゲームを全休。現在はday to day(その日のコンディションによる)というステータスになっているとはいえ、ウイングでスターターを務める両選手が不在のままだと、ナゲッツとしてもタフな戦いとなるに違いない。
特にチームきってのディフェンダー、ハリスはジャズのエース、ドノバン・ミッチェルをシャットダウンするという重要な役割をこなすだけに、プレーオフ開幕までにどこまでコンディションを取り戻すことができるかがシリーズのカギを握ることになりそうだ。