今週から、ゴールデンステイト・ウォリアーズはミニキャンプをこなしている。ステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーンは家族の事情により参加を免除されているのだが、9月26日(現地時間25日)に朗報が届いた。
この日、クレイ・トンプソンが470日ぶりにチーム練習へ復帰。昨年のNBAファイナル第6戦で左膝前十字靭帯を断裂したシューティングガードがチームメートたちと汗を流したのである。
「フロア、それにロッカールームで彼の姿を見ることができて最高だったよ。彼がいてくれることで、我々を突き動かすほどのエナジーと興奮をもたらしてくれる。練習はいい感じだった。あのケガから戻って最初の練習で、約1年半くらい離脱していたから、トップシェイプだとは期待していなかった。実際にそうだったからね。だけど、いい動きを見せていたし、第一歩としては良かった」。
スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)はビデオコールで記者たちに対して、トンプソンの復帰初日をそう振り返った。ただ、この日はあくまで練習のメニューをこなしただけで、スクリメージ(練習試合)は行わなかったという。
「我々はスクリメージをしなかった。まだ5対5のスクリメージはしていないんだ。(新型コロナウイルスの影響で)長い期間が空いてしまったから、まずはゆっくり練習に入ろうとしているんだ。でもクレイは多くの点でいいものを見せてくれたよ」。
先日、アダム・シルバー コミッショナーが来季の開幕について「早くても来年の1月」と話していたことから、少なくとも3か月間はあると言っていい。そのため、トンプソンが来季完全復活する可能性は十分ありそうだ。