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9月15日(現地時間14日、日付は以下同)。NBAキャリア14シーズンをプレーしてきたリアンドロ・バルボサ(元フェニックス・サンズほか)がプロバスケットボールから引退することを発表した。
ブラジル出身のバルボサは、190センチ87キロのスコアリングガード。2003年のドラフト1巡目28位でサンアントニオ・スパーズから指名されると、当日にサンズへトレード。
03-04シーズンからサンズでNBAキャリアをスタートさせたバルボサは、その後トロント・ラプターズ、インディアナ・ペイサーズ、ボストン・セルティックス、ゴールデンステイト・ウォリアーズでプレー。
サンズ在籍時の06-07シーズンには平均18.1得点2.7リバウンド4.0アシスト1.2スティールを残して最優秀シックスマン賞を受賞。14-15シーズンにはウォリアーズのバックアップガードとしてチャンピオンにも輝いた。
NBAでは通算850試合(うち先発は112試合)に出場して平均21.6分10.6得点2.0リバウンド2.1アシストを残し、主にインスタントスコアラーとして活躍した。
そして同日、バルボサは来季からプレーヤーメンターコーチとしてウォリアーズのコーチングスタッフに加わることが発表された。サンズ在籍時のゼネラルマネージャー(GM)で、ウォリアーズ在籍時には指揮官を務めていたスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)の下で、来季はウォリアーズの一員として加わることとなる。
「彼はずっと私のコーチです。ここ(ウォリアーズ)に来てからというもの、(カーHCは)私の友人でもありました。私たちは彼がフェニックス・サンズでGMだった頃から本当に親しい仲であり、このことについて話したこともありました。そして彼は私が引退後に何をしたいかと聞いてくれました。そこで私は常に、ヘッドコーチではなく、選手たちと話をすることができ、彼らに教えることができるアシスタントコーチ(AC)になりたいと言ってきました。彼は私に機会を与えてくれたのです」。
15日に行なわれた記者たちとのカンファレスコールでバルボサはそう語り、コーチングキャリアを歩むこととなった。
また、この日ウォリアーズはショーン・リビングストン(元ウォリアーズほか)をフロントオフィスのスタッフに加えたと『The Athletic』が報道。
リビングストンはバルボサと共にベンチからステフィン・カリー、クレイ・トンプソンのサポート役を務め、昨季までの5シーズンで計3度の優勝を経験。昨年9月に現役引退を発表していた。
同メディアによると、リビングストンは選手たちの事情と契約をまとめるディレクターとして古巣へ加わることになるという。
ウォリアーズはこの日、カーHCの下で貴重なロールプレーヤーとして活躍してきた2人の元選手をコーチ(バルボサ)、フロント(リビングストン)の一員として組織へと迎え入れることとなった。
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