10月21日(現地時間20日)。インディアナ・ペイサーズは新たなヘッドコーチ(HC)としてネイト・ビョークグレンと契約したことを発表した。
ビョークグレンはGリーグでHC経験を持ち、2015-16から17-18シーズンまでフェニックス・サンズで選手育成コーディネーター、アシスタントコーチ(AC)、アドバンスドスカウトを務め、昨季からトロント・ラプターズのACに就任し、ニック・ナースHCの下でNBAチャンピオンに輝いた。
OFFICIAL: We have hired Nate Bjorkgren as our new head coach. Bjorkgren most recently served as an assistant on the Toronto Raptors, who won the NBA Championship during the 2018-19 season. Welcome to Indiana, Coach Bjorkgren!
More info >> https://t.co/Ol4LiOzMcM pic.twitter.com/LnNF4wy79P
— Indiana Pacers (@Pacers) October 20, 2020
ペイサーズでバスケットボール運営部門代表を務めるケビン・プリチャードは「我々はこのチームの新たなコーチにネイトを加えることができ、非常に満足しており、興奮しています。ネイトには勝利してきたバックグラウンドがあり、チャンピオンシップを勝ち取った経験があります。彼は想像力に富んでおり、その積極性と共にコミュニケーション能力はすばらしいものがあります。我々はペイサーズの成功を長い期間に渡って手助けできる関係を結び、前へと進むことができると楽しみにしています」とリリースの中でコメント。
一方のビョークグレンは「インディアナ・ペイサーズのヘッドコーチという役割を引き受けることができて光栄です。これはキャリアの中で私がずっと準備していたことでもあります。NBAチャンピオンという目標を達成すべく、このすばらしいチームと共にやっていくことを楽しみにしています」という言葉を残している。
ペイサーズの新HC候補にはニューオーリンズ・ペリカンズでアソシエイトHCを務めるクリス・フィンチ、マイアミ・ヒートのダン・クレイグACが挙がっていたが、ラプターズでACとして優勝を経験し、勝利してきた経歴を買われてビョークグレンがその座を勝ち取った。
直近10シーズンでプレーオフに9度進出しているペイサーズは、イースタン・カンファレンス有数の強豪の1つ。だが5年連続で1回戦敗退を喫しており、ビョークグレン新HCが現状打破できるか注目していきたい。