11月13日(現地時間12日)。『The Ringer』のケビン・オコナー記者は、ロサンゼルス・レイカーズがデマー・デローザン(サンアントニオ・スパーズ)をトレードで獲得することに関心があると報じた。
昨季10年ぶり通算17度目の優勝を飾ったレイカーズは、今年のフリーエージェント(FA)戦線でアンソニー・デイビス、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、ラジョン・ロンド、エイブリー・ブラッドリー、ジャベール・マギーがプレーヤーオプションを破棄して制限なしFAになる可能性を秘めている。
さらに、ドワイト・ハワードやマーキーフ・モリス、ジャレッド・ダドリーなど複数のベテランが制限なしFAになることから、今季はロースターが変動することが予想されている。
デローザンはカリフォルニア州コンプトンで生まれ育ち、高校(コンプトン高)、大学(サザンカリフォルニア大)まで同州で過ごしてきた。今年1月末に他界したコービー・ブライアント(元レイカーズ)に憧れ、大ファンであることを公言しているスイングマンは、オールスター選出4度、オールNBAチーム選出2度を誇る31歳。
3ポイントは得意としておらず、ドライブとミドルレンジゲームを持ち味とするデローザンは、昨季平均22.1得点5.5リバウンド5.6アシストにフィールドゴール成功率53.1パーセントを残している。
今季の契約がプレーヤーオプションのため、もしデローザンがこれを破棄すれば制限なしFAになるのだが、レイカーズはハーフコートにおける新たなショットクリエイターを獲得すべく、ダニー・グリーンとカイル・クーズマを含むパッケージをスパーズへオファーすることになるかもしれないと同記者が報じている。