11月21日(現地時間20日)。フリーエージェント(FA)との交渉解禁初日となったこの日、キャリア4年目を迎えるスター候補選手が所属チームと延長契約を結んだ。
今季開幕を前に、所属チームと延長契約を結ぶ資格があるのは2017年のドラフト組。ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス/1巡目3位)やドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ/1巡目13位)、バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート/1巡目14位)といったオールスター選手がいるのだが、いの一番に延長契約を手にしたのはサクラメント・キングスのディアロン・フォックス(1巡目5位)だった。
この日フォックスの代理人を務めるクリス・ガストンが『ESPN』のボビー・マークスへ伝えたところ、彼のクライアントはキングスと少なくとも5年約1億6300万ドル(約167億8900万円)というマックス額の延長契約に合意したという。
ケンタッキー大学出身のフォックスは、キャリア3年目となった昨季に平均21.1得点3.8リバウンド6.8アシスト1.5スティールをマーク。平均得点、アシスト、スティールでチームトップの数字を残した22歳は、キングスのエーススコアラーとなった。
キングスは06年を最後にプレーオフから遠ざかっているだけに、フォックスには大きな期待がかかることになりそうだ。