NBAの2020-21シーズンが12月23日(現地時間22日)に開幕する。異例のシーズンを制したロサンゼルス・レイカーズは連覇を目指し、再び異例尽くしのシーズンへと突入する。それでも試合が始まれば、各選手がハイレベルなプレーで得点を積み重ねていくだろう。
そうしたプレーの結果として刻まれたスタッツは、リーグの歴史に刻まれていく。得点やリバウンド、アシストなど項目別に集計され、その通算記録の上位にはかつての名選手たちの名前が並んでいる。来シーズン中に現役選手たちはどこまでレジェンドたちに迫れるのか、2019ー20シーズン終了時点でのNBAレギュラーシーズン通算得点ランキングを見ていこう。
■NBAレギュラーシーズン通算得点 トップ10
1位:カリーム・アブドゥル・ジャバー/38387得点
2位:カール・マローン/36928得点
3位:レブロン・ジェームズ/34241得点
4位:コービー・ブライアント/33643得点
5位:マイケル・ジョーダン/32292得点
6位:ダーク・ノビツキー/31560得点
7位:ウィルト・チェンバレン/31419得点
8位:シャキール・オニール/28596得点
9位:モーゼス・マローン/27409得点
10位:エルヴィン・ヘイズ/27313得点
マイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントを抜いて、現在3位のレブロン・ジェームズ(レイカーズ)は現役選手で唯一のトップ10入りとなる。カール・マローンまでは2687得点となっており、短縮された20-21シーズンの72試合で計算すると1試合平均37点以上が必要となるため、来季中の2位への浮上はさすがに現実的ではない。しかし近い将来、レブロンならば2位に繰り上がり、1位のカリーム・アブドゥル・ジャバーを目指す道のりを歩むことになるだろう。
現役選手2位にランクインしたカーメロ・アンソニー(ポートランド・トレイルブレイザーズ)は歴代10位のエルヴィン・ヘイズまで867得点まで迫っており、同期のレブロンに続くトップ10入りが視野に入っている。怪我から復帰となるケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)は持ち前の得点力が発揮されれば、来期中にも史上23人目となる2万5000得点に辿り着けるかもしれない。
現代のNBAは試合展開が早く、3ポイントシュートが多用されるなど、1試合の平均得点が上昇傾向にある。この波に乗り、歴代トップ10に食い込む選手は誰になるか注目だ。
■NBAレギュラーシーズン通算得点 現役選手トップ10
※()内は引退選手を含めた場合の順位
1位(3位):レブロン・ジェームズ/34241得点
2位(15位):カーメロ・アンソニー/26446得点
3位(31位):ケビン・デュラント/22940得点
4位(36位):ジェームズ・ハーデン/20962得点
5位(38位):パウ・ガソル/20894得点
6位(43位):ラッセル・ウエストブルック/20412得点
7位(49位):ラマーカス・オルドリッチ/19599得点
8位(54位):ジャマール・クロフォード/19419得点
9位(63位):クリス・ポール/18829得点
10位(66位):ドワイト・ハワード/18631得点