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NBAの2019-20シーズンはロサンゼルス・レイカーズの10年ぶり17回目の優勝により幕を閉じ、レブロン・ジェームズは4度目のファイナルMVPを受賞した。シーズン最後の大舞台で活躍した選手のみが得られる称号であるファイナルMVPは2009年からレジェンドの名を冠して「ビル・ラッセルNBAファイナル最優秀選手賞」と呼ばれている。
そんなレジェンドであるビル・ラッセルは、NBAプレーオフ通算リバウンドランキングで4000本越えの1位を記録。13年のキャリアで11度の優勝を手にしたレジェンドは、スタッツでもしっかりと存在感を示している。ランキングには他にも、そうそうたるインサイドプレーヤーたちの名前がズラリ。現役選手たちは彼らの背中にどこまで迫れるだろうか、2019ー20シーズン終了時点でのランキングを見てみよう。
■NBAプレーオフ通算リバウンド トップ10
1位:ビル・ラッセル/4104本
2位:ウィルト・チェンバレン/3913本
3位:ティム・ダンカン/2859本
4位:シャキール・オニール/2508本
5位:カリーム・アブドゥル・ジャバー/2481本
6位:レブロン・ジェームズ/2348本
7位:カール・マローン/2062本
8位:ウェス・アンセルド/1777本
9位:ロバート・パリッシュ/1765本
10位:エルジン・ベイラー/1724本
トップ10入りを果たした現役選手は6位につけたレブロンのみ。インサイドを主戦場としていないレブロンだが、持ち前のオールラウンダーぶりで今後も記録を伸ばしていきそうだ。レブロンに次ぐ記録を持つのはドワイト・ハワード(レイカーズ)だが、現時点では1398リバウンドで24位と、センターとして一時代を築いた彼でもトップ10入りはなかなか困難であることが分かる。
現役選手のトップ10を見るとウィングのプレイヤーも何人か名を連ねており、現代では必ずしもサイズがあるインサイドプレイヤーだけがリバウンドを多く取っているわけではないようだ。現代の選手たちがプレーオフの舞台でリバウンドを積み重ね、チームを勝利に導く先に、ビル・ラッセルやウィルト・チェンバレンなどの桁違いの記録が見えてくるだろう。
■NBAプレーオフ通算リバウンド 現役選手トップ10
※()内は引退選手を含めた場合の順位
1位(6位):レブロン・ジェームズ/2348本
2位(24位):ドワイト・ハワード/1398本
3位(37位):ドレイモンド・グリーン/1149本
4位(44位):ケビン・デュラント/1071本
5位(47位):アル・ホーフォード/1005本
6位(52位):カワイ・レナード/975本
7位(56位):サージ・イバカ/951本
8位(68位):ポール・ミルサップ/842本
9位(70位):ユドニス・ハスレム/822本
10位(77位):アンドレ・イグダーラ/757本
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