2020.10.28

来季開幕がクリスマス前となれば、FA戦線のスタートは来月のドラフトから数日後?

今年制限付きFAとなるイングラム(ペリカンズ)[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 10月24日(現地時間23日、日付は以下同)に行なわれた理事会で、NBAは2020-21シーズンを12月23日に開幕することを計画していると提案し、現在はその実現に向けて動いている。

 ただ、現時点では11月19日にドラフトが行なわれるのみで、フリーエージェント(FA)戦線の解禁が12月上旬になるだろう、というのが大方の予想で、具体的な日程は発表されていない。

 そんな中、28日に『The New York Times』のマーク・スタイン記者が、もし来季の開幕が12月23日となれば、12月2日からトレーニングキャンプを始めることになるだろうとツイート。

 本来、キャンプとほぼ同時期にメディアデイが開催されて新シーズンに向けて選手たちを中心にコーチングスタッフたちも写真撮影に臨み、メディアとのインタビューにも応じ、プレシーズンゲームを数試合こなして開幕を迎えるため、スタイン記者が投稿した内容は現実味がある。

 さらに、FA戦線のスタートはドラフトから48~72時間後になるかもしれないと指摘。12月下旬の開幕で、さすがに12月上旬からFAとの交渉解禁となれば、各チームが混乱するのは確実。11月21あるいは22日から始まるとしても、例年よりも十分強行スケジュールなのだが、12月上旬のスタートと比較すればまだ良いものと言えるだろう。

 12月23日に開幕するとなれば、おそらく8週間前にあたる今週中にNBA選手会(NBPA)との交渉で承認を得る必要があるだけに、近日中に開幕時期についてNBA側からアナウンスされることになりそうだ。