今年のドラフト全体3位でシャーロット・ホーネッツから指名されたラメロ・ボールは、プレシーズンで華やかなアシストを連発するなど、強烈なインパクトを放っていた。
ところが、12月24日(現地時間23日)に行なわれたクリーブランド・キャバリアーズとの開幕戦で、3アシスト2スティールを残したとはいえ、フィールドゴール5本全てがリングに嫌われてしまい、無得点に終わっていた。
今季の新人王候補にも挙がる期待のルーキーにとっては苦々しいNBAデビュー戦となったのだが、キャリア11年目のベテラン、ゴードン・ヘイワードはボールへアドバイスを送ったと『Lonzo Wire』が25日に報じている。
「彼には『この試合を忘れろ』と言った。これから先、とてつもなく多くの夜が待っている。彼のゲームをして、いいプレーをすることが大事になってくる。だから僕は『たった1試合なんだから気にするな。君はそんな選手じゃないことはこのチームの皆が知っている』と伝えた。誰だってダイヤモンドのように光輝く日もあれば、ただの石ころのように物静かな日だってある」。
ヘイワードもこの試合でホーネッツデビューを飾り、28得点4リバウンド7アシストをマーク。また、テリー・ロジアーがキャリアハイの42得点の大暴れを見せたものの、試合は114-121でキャブズに敗戦。
ホーネッツはこの試合で先発センターのコディ・ゼラーが左手を骨折してしまい、4~6週間の戦線離脱になることを発表。今後チームはビスマック・ビオンボを中心にセンターのポジションをカバーしていくこととなるのだが、新人ボールには初戦の不振から切り替えてもらい、堂々としたプレーでホーネッツに貢献してほしいところだ。