1月12日（現地時間11日、日付は以下同）。NBAはこの日組まれていたニューオーリンズ・ペリカンズ対ダラス・マーベリックス戦、翌13日のシカゴ・ブルズ対ボストン・セルティックス戦の延期を発表した。
これは選手のケガだけでなく、新型コロナウイルスの検査結果で陽性反応が出た選手ならびにその濃厚接触者の追跡により多くの選手たちが試合に出場できず、リーグ規定の出場可能選手数（8人）に満たなかったため。
今季試合が延期となったのは、昨年12月24日のヒューストン・ロケッツ対オクラホマシティ・サンダー戦、1月11日のマイアミ・ヒート対セルティックス戦に続いて4試合目となる。
なお、12日のペリカンズ戦はクリスタプス・ポルジンギス（マブス）の今季初出場が報じられていた。ポルジンギスは昨季プレーオフ途中に右膝の外側半月板を断裂。昨年10月に同箇所の修復手術を受けてリハビリを続けてコンディションを整えてきただけに残念な結果となった。
今季は各チームのホームアリーナで試合を行なっているものの、新型コロナウイルスの感染拡大は収束していない。各チームはほぼ毎試合で移動が伴うため、今後も同様の理由で試合を延期せざるをえない状況に陥る可能性がありそうだ。今後リーグ側がどのような対応をしていくのか、注目していきたい。