レイカーズのデニス・シュルーダー、契約延長について胸中を打ち明ける「僕は長期的にここにいたい」

新天地レイカーズでメインハンドラーの1人として活躍するシュルーダー[写真]=Getty Images

「最初にここへやってきた時から、もうすでにチームの一員だったような感じだったんだ」

 今シーズン、トレードでロサンゼルス・レイカーズへと移籍してきたデニス・シュルーダー。持ち前のスピードを生かしたドライブや3ポイントシュートなど、攻撃型のハンドラーとして新天地で活躍しており、ここまで平均14.3得点4.0リバウンド4.8アシストを記録。昨季までは主にレブロン・ジェームズがチームのメインハンドラーを担っていたが、シュルーダーの加入で36歳の彼の負担は軽減されることだろう。

 シュルーダーは今季終了後に制限なしフリーエージェントになる予定だが、シーズン中のレイカーズとの契約延長に前向きな様子だ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が昨年12月に報じた内容では、球団側から提示された2年3,340万ドル(約34億20万円)の延長オファーを断っており、シュルーダーは長期的にチームの一員でありたいことを、『SB Nation』で打ち明かしている。

「最初にここへやってきた時から、もうすでにチームの一員だったような感じだったんだ」と、シュルーダー。「ケミストリーが素晴らしい。だからこそ、前にも言ったように僕はここに長期的にいたいと思っている」とコメントしている。1月14日(現地時間13日、日付は以下同)の時点でレイカーズは戦績10勝3敗とリーグ首位を記録。試合中のベンチのリアクションを見てもチームの雰囲気が良好なことがうかがえるため、彼は長期にわたってレイカーズの一員であることを望んでいるのだろう。

「本当に本当に優れたチームに在籍している。球団やチームメート、そして特にコーチングスタッフ、皆が素晴らしいんだ。こんなことを今まで経験したことがない」と続けるシュルーダー。「僕らは楽しめているし、同時に試合になれば真剣に試合に取り組まなければいけない。それが今僕らがやっていることで、こういったチームの一員になったこともなかったんだ」と語っている。それだけに、彼のキャリアにおいてレイカーズは極めて魅力的なチームであるようだ。

『ESPN』によれば2月17日からオフシーズンまでに、シュルーダーは最大4年8,300万ドル(約85億4,900万円)という契約延長を結ぶ資格を持つという。もし無事に契約が締結されれば、引き続きレブロンとアンソニー・デイビスといったスーパースターたちとプレーができ、長期的に優勝に向けてコミットすることが可能になる。「この球団の一員であり、試合に出場できることがうれしいし、感謝しているんだ」とシュルーダーは言葉にしており、今季中にパープルアンドゴールドに忠誠を誓う彼の姿を見ることができるかもしれない。

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