ブライアントが長期欠場となったウィザーズ、ウェストブルックも3、4週間の離脱か?

左大腿四頭筋を痛めているウェストブルック[写真]=Getty Images

 1月12日(現地時間11日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズはホームのキャピタル・ワン・アリーナでフェニックス・サンズと戦い、128-107で快勝して連敗を3でストップした。

 ところが、翌13日に新型コロナウイルスに関するリーグ規定の安全衛生プロトコルに従い、チーム練習が中止に。その後、濃厚接触者の調査のため、試合に出場できる最低人数(8人)を確保できないため14日のユタ・ジャズ戦、16日のデトロイト・ピストンズ戦が延期となった。

 現在、チームは先発センターのトーマス・ブライアントが左膝前十字靭帯の部分断裂により今季絶望、ラッセル・ウェストブルックは左大腿四頭筋を痛めて1週間の欠場と報じられている。

 だがここにきて、ウェストブルックの復帰が遅れることになる可能性が浮上。地元メディア『NBC Sports Washington』でウィザーズのアナリストを務めるクイントン・メイヨは、情報筋から得たものとして、14日にウェストブルックが同箇所の痛みに苦しんでおり、少なくとも3、4週間の離脱になるだろうと報道。

 ウィザーズはブラッドリー・ビールが今季リーグトップの平均34.9得点に5.3リバウンド5.0アシスト1.4スティール、八村塁が平均13.6得点4.6リバウンド2.3アシスト、ダービス・ベルターンスが平均11.8得点を残しているとはいえ、ウェストブルックは平均19.3得点9.7リバウンド11.3アシスト1.3スティールとオールラウンドな成績を残している。

 まずは選手たちが同プロトコルから解放され、試合に出場できる状態まで戻ることが優先だが、もし稀代の万能型ポイントガードが長期離脱となれば、ウィザーズの戦力ダウンは確実だろう。

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