今季初出場を飾ったケンバ・ウォーカー「痛みなくプレーできるなんて不思議な感じさ」

日本時間18日のニックス戦で復帰したケンバ[写真]=Getty Images

 1月18日(現地時間17日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスはホームのTDガーデンでニューヨーク・ニックスと対戦し、75-105の大敗を喫した。

 セルティックスはジェイレン・ブラウンが25得点6リバウンドを残すも、そのほかで2ケタ得点に達したのはマーカス・スマート(10得点)のみ。この日はショットがことごとくリムに嫌われ、チーム全体でフィールドゴール成功率29.8パーセント(25/84)、3ポイント成功率15.2パーセント(7/46)に終わった。

 もっとも、この日セルティックスにとっては今後に向けて明るいニュースもあった。それは左膝の手術を経てケンバ・ウォーカーが今季初出場を飾ったからである。ケンバは約20分の出場で9得点3リバウンド4アシスト3スティールとまずまずの成績を残している。

 フィールドゴール13投中10本、3ポイント8投中7本をミスし、ターンオーバーを5本犯してしまったものの、ケンバは「自分のムーブをしていて本当に快適だと感じたんだ。痛みのない状態だった。それは僕にとって長い間感じることができないものだった」と語り、こう続けた。

「実際に痛みなくプレーできるなんてなんだか変な感じさ。不思議な感じだね。僕はこれまで長い間痛みを感じながらプレーしてきたから、今こうしてプレーできることがすごく嬉しいし、超ワクワクしている。楽しかったよ。また戻れるのが楽しみで仕方ないね」。

 第3クォーターに肋骨を痛めてこの日はコートを後にしたものの、今後の試合に影響を及ぼすものではないという。現在、ジェイソン・テイタムが新型コロナウイルスの検査結果で陽性反応が出たため欠場しているものの、ケンバが健康体を手にしたことは、セルティックスにとって大きな一歩と言っていいはずだ。

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