ヒート戦で2試合連続となる2ケタ得点を記録した八村塁…出場時間増加については「全然大丈夫です」

八村はヒート戦で2試合連続となる2ケタ得点を挙げた[写真]=Getty Images

 2月4日(現地時間3日)、ワシントン・ウィザーズが昨シーズンのファイナリストであるマイアミ・ヒートと対戦し、103-100と辛勝した。

 1月12日に新型コロナウイルス感染防止プロトコルの対象となり、29日に復帰した八村塁。戦線復帰から4試合目となるヒート戦でも先発出場し、今シーズン2番目となる35分24秒の出場時間を得た。ターンオーバーを3つ犯すなど精彩を欠いた場面が見られたものの、ヒート戦後の会見では連日の30分以上の出場に「全然大丈夫です」と答えており、体力面に問題はなさそうだ。

 この日、八村はフリースロー5本を含む11得点を記録したほか、5アシスト9リバウンドと上々の数字を記録。「今日は序盤シュートが入っていたが、途中から落ち始めたので、ディフェンスだったり、リバウンドだったり、アシストで貢献しようとしてやりました」と話し、場面に応じた攻撃を展開する試合巧者ぶりを披露した。

 ウィザーズは、今シーズンここまで1試合平均116.3得点でリーグ4位となる成績をたたき出しているが、一方で失点は121.1とリーグ最下位。昨シーズンに引き続きディフェンスがチームの課題となっているが、八村は「ディフェンスも大切で、課題の一つとしてやってきている」とコメント。「(ヒート戦に関しては)そこができたから勝てたのではないか。ファールをもらうのがうまい選手が多いので、体で強くいくこと、手を挙げてファールを取られないことを意識してやりました」としたうえで、「だんだん相手の特徴とかパーソナルが分かってきて、(ディフェンスが)できてきてるなという感じがありますね」と手ごたえを話した。

 
 

 

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