2021.02.04

キャリア18年目の大ベテラン、カーメロ・アンソニーが通算得点でNBA歴代13位に浮上

今季はシックスマンとしてプレーするカーメロ[写真]=Getty Images
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 ポートランド・トレイルブレイザーズは、2月3日(現地時間2日、日付は以下同)に行なわれたワシントン・ウィザーズ戦を132-121で制したことで、今季戦績を11勝9敗とし、ウェスタン・カンファレンス7位というプレーオフ出場圏内をキープしている。

 この試合でベンチスタートのカーメロ・アンソニーは21得点と活躍。第3クォーターに八村塁との1対1で右エルボーから3ポイントを放り込んだことで、ドミニク・ウィルキンズ(元アトランタ・ホークスほか/2万6668得点)を抜き去り、通算得点でNBA歴代13位へと浮上。

 3日終了時点で2万6675得点とした36歳の大ベテランは、今季ここまで19試合(うち先発は2試合)に出場して平均12.1得点をマーク。今季は72試合の短縮とはいえ、残り52試合あることから、このままのペースを維持できれば、今季中にオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか/2万6710得点)、アキーム・オラジュワン(元ヒューストン・ロケッツほか/2万6946得点)を抜いてNBA歴代11位に到達する可能性もある。

 ブレイザーズは現在、CJ・マッカラムユスフ・ヌルキッチザック・コリンズデリック・ジョーンズJr.といった主力選手たちがケガのため離脱しており、戦力ダウンの中で戦いをしいられている。

 その中で、キャリア18年目のカーメロが良好なコンディションを維持し、ベンチから2ケタ得点を残しているのは好材料。引き続き、持ち前の得点力を存分に発揮してほしいところだ。

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