2021.02.03

ウィザーズ、一時4点差まで詰め寄るも突き放されトレイルブレイザーズに敗戦…八村は今季最多24得点

デイミアン・リラード(右)に終盤に突き放され、ウィザーズは敗戦[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 2月3日(現地時間2日)、ワシントン・ウィザーズポートランド・トレイルブレイザーズと対戦した。

 ウィザーズは1日に行われたブルックリン・ネッツ戦と同じスターティング5で臨み、開始早々にデニ・アブディヤがファウルを受けながらシュートを決める3点プレーを披露し、良い流れでスタートを切る。しかし、その後トレイルブレイザーズのロバート・コビントンに2本連続で3ポイントシュートを決められると、相手に流れが傾き20連続得点を許す苦しい展開に。ブラッドリー・ビールの得点などで食い下がろうとするも相手の攻撃は止められず、23-40と大差をつけられ第1クォーターを終える。

 苦しい立ち上がりとなったウィザーズ。第2クォーター序盤もディフェンスを破られ、13連続得点を決められてしまう。そんな中、中盤にビールが2連続で3ポイントシュートを沈めて流れを手繰り寄せると、八村塁ラッセル・ウェストブルックも得点で加勢し、残り1分36秒で62-68と6点差まで詰め寄ることに成功する。だが、終了間際にまたもや連続得点を許し、63-75でハーフタイムへ。

 ギアを巻きなおして臨んだ第3クォーター、八村やウェストブルックの活躍で残り6分19秒で81-88と7点差まで詰めるが、その後再び引き離され90-106で最終クォーターへ突入。後がなくなったウィザーズは八村がここにきて覚醒し、第4クォーター序盤に8連続得点でチームに勢いを与えると、他の選手も乗じて得点を重ね、残り4分5秒で118-122と4点差まで追いつくことに成功する。しかし、トレイルブレイザーズのエース、デイミアン・リラードが終盤にギアを上げ、得意の3ポイントシュートやドライビングダングなどで突き放し、118-132と一気に差を広げられてしまう。結局121-132で試合が終了し、ウィザーズは2試合ぶりに黒星を喫した。

 ウィザーズはビールが37得点、八村が今シーズン最多となる24得点をマーク。トレイルブレイザーズはリラードが32得点、ギャリー・トレントJrが26得点、カーメロ・アンソニーが21得点を挙げた。

■試合結果
ワシントン・ウィザーズ 121-132 ポートランド・トレイルブレイザーズ
WAS|23|40|27|31|=121
POR|40|35|31|26|=132

八村 塁の関連記事