2021.02.04
2月1日(現地時間1月31日)、ワシントン・ウィザーズがブルックリン・ネッツと激突した。
ウィザーズは八村塁が2試合連続で先発入りしたほか、ルーキーのデニ・アブディヤが1月12日以来となるスターティング5に。一方のネッツはジェームズ・ハーデンが欠場したが、ケビン・デュラントとカイリー・アービングが先発した。
ウィザーズは第1クォーター10分6秒にラッセル・ウェストブルックがシュートを決めた以降攻撃が停滞し、残り7分47秒で5-19と大差をつけられてしまう。その後もネッツの攻撃を止めることができず、13-31と差を広げられるが、終盤にウェストブルックやダービス・ベルターンスの3ポイントシュートで詰め寄り、28-38で第1クォーターを終える。続く第2クォーターはウィザーズが試合のペースを取り戻してハイペースで得点を重ね、残り3分40秒で57-56と逆転に成功する。その後は一進一退の攻防が続き、結局65-71とネッツに再びリードを許して試合を折り返す。
第3クォーターはまさしく打ち合いの様相を呈し、互いにハイペースで得点を重ねる展開に。ウィザーズは10点差のリードをつけられる展開が続いたが、終盤に巻き返し、第3クォーター終了時点で101-108と1ケタ差まで縮めることに成功。勝負の最終クォーターも互いのエースを中心に加点しあう中、残り41秒で141-141とついに同点に追いつくが、フリースローなどで差を広げられてしまい、残り12秒で141-146。勝負は決したように思われたが、ここから大逆転劇が繰り広げられる。ブラットリー・ビールが残り8秒で3ポイントシュートを沈めると、激しいプレッシャーから相手のターンオーバーを誘ってボールを奪い、残り4秒でウェストブルックが放った3ポイントシュートが成功! その後ネッツに得点を許さず、149-146でウィザーズが逆転勝利を果たした。
5試合ぶりの勝利を手にしたウィザーズは、ウェストブルックが今シーズン最多となる41得点を記録したほか、ビールが37得点をマーク。惜しくも敗れたネッツはデュラントが37得点、ジョー・ハリスが30得点、アービングが26得点、ジェフ・グリーンが23得点を挙げた。
■試合結果
ワシントン・ウィザーズ 149-146 ブルックリン・ネッツ
WAS|28|37|36|48|=149
BKN|38|33|37|38|=146
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