2021.02.02

12-1月の最優秀コーチ賞に選ばれたのはシクサーズのリバースHCとジャズのスナイダーHC

リバース(左)とスナイダー(右)[写真]=Getty Images
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 2月2日(現地時間1日、日付は以下同)。NBAは昨年12月と今年1月における月間最優秀コーチ賞を発表した。

 イースタン・カンファレンスではフィラデルフィア・セブンティシクサーズドック・リバースHC(ヘッドコーチ)、ウェスタン・カンファレンスではユタ・ジャズクイン・スナイダーHCが選ばれた。

 通算12度目の選出となったリバースHCは、今季から就任したシクサーズを期間中にイースト首位の15勝6敗へと導いた。平均ブロックとファストブレイクからの平均得点でリーグトップを記録したほか、平均スティール、フリースロー試投数と成功数、被フィールドゴール成功率ではいずれもリーグトップ5に名を連ねている。

 また、ディフェンシブ・レーティング(106.8)はイーストトップで、リーグでも3番目に入る高水準。110失点未満に抑え込んだ試合で9勝1敗という好戦績。ベン・シモンズセス・カリーダニー・グリーントバイアス・ハリスジョエル・エンビードのスターターで臨んだ試合は11戦無敗を記録している。

 就任7シーズン目のスナイダーHCは通算2度目の選出。期間中にジャズが残した15勝5敗は、ロサンゼルス・クリッパーズ(16勝5敗)に次ぐリーグ2位。1月は破竹の11連勝を記録するなど、リーグベストの13勝3敗で終えた。

 同月はオフェンシブ・レーティング(116.5)がリーグ4位、ディフェンシブ・レーティング(107.9)でリーグ7位と攻防両面でリーグ上位を残し、ネットレーティングで+9.2(リーグ2位)を残したほか、1か月間における3ポイント成功数で史上最多となる285本を樹立。2016年12月にヒューストン・ロケッツがたたき出した279本を塗り替えてみせた。