2026.02.03
2月3日、日本バスケットボール協会(JBA)は記者会見を実施し、島田慎二会長と伊藤拓摩強化委員長がバスケットボール男子日本代表のヘッドコーチ人事に関して説明。その経緯と今後の方針のみならず、契約終了となったトム・ホーバス氏の功績についても言及した。
ホーバス氏は、女子日本代表のHCとして東京2020オリンピック銀メダルの快挙を果たすと、男子日本代表のHCとしてもFIBAワールドカップ2023で欧州勢を撃破する快進撃を披露。48年ぶりとなる自力でのオリンピック出場権獲得に導いた。パリ2024オリンピックでは目標としていたベスト8に届かなかったものの、後に銀メダルを獲得するフランス代表とオーバータイムまでもつれる大激戦を演じるなど、日本バスケ界の躍進に貢献してきた。
今回、JBAとホーバス氏は強化方針を巡って折り合いがつかず、双方合意の上で契約終了となったが、島田会長は「ホーバスHCへのリスペクトっていう気持ちだけではなくて、実際ここまで積み上げてきたものは本当に偉大なものだと思ってますし、この日本人選手が勝つためのアプローチを本当に的確にやってきていただいてたと思う」と、日本バスケを前進させてきた手腕をあらためて評価した。
伊藤強化委員長は、戦術的な部分のみならず、「それよりも大切なことというのは、彼が戦う姿勢を教えてくれたということ。そして世界と戦えるということを教えてくれた。選手たちは彼の元で自信をつけ、そして信じることを覚えたっていうのが何よりも大きいことだと思っております」と、選手のメンタリティを変えた側面にも言及。ホーバスジャパンを象徴する言葉の一つでもあった“Believe”が、日本代表の礎となっていることを強調した。
「それはどんなオフェンス、ディフェンスよりも勝るもので、そこを元にチーム作りをするっていうのが大切だと思っております。戦術・戦略というのは一の次、二の次だと思っております。やはり選手たちが戦えるっていう自信を持つ、戦うという姿勢を持つ。その上で戦術・戦略があるという風に思っておりますので、そういった意味では本当に日本代表の魂を彼が作ってくれたと思っております」
今後はヘッドコーチに桶谷大氏(琉球ゴールデンキングス)、アシスタントコーチにライアン・リッチマン氏(シーホース三河HC)と吉本泰輔氏(デンバー・ナゲッツ傘下GリーグAC)を迎える新体制となる。伊藤強化委員長は、これまで通り「日本の強みを活かすというところは変わらずにかと思います」としつつ、「細かい戦術・戦略、どのオフェンスを使うのか、どのディフェンスを使うのか、これはヘッドコーチ、アシスタントコーチの仕事だと思っておりますので、そこはしっかりと任せたい」とコメント。島田会長も「ここまで培ってきたものは一つの土台として、次のフェーズに向かっていく」と、さらなる進化を求める姿勢を示した。
新体制での公式戦初戦は、2月26日に沖縄サントリーアリーナで行われる「FIBAワールドカップ2027予選」Window2の中国代表戦。日本代表は2023年のワールドカップで快進撃があった沖縄の地で、ロス五輪出場権獲得へ向けて再スタートをきる。
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