補強に向けて動き出しているレイカーズ
2月23日(現地時間22日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズはワシントン・ウィザーズとの試合に124ー127で敗戦し、3連敗を記録。スターターのアンソニー・デイビスは右ふくらはぎとアキレス腱の炎症で約1カ月の離脱が決定しており、現在チームは彼が不在の間に活躍できるビッグマンを必要としている。
同日『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が、レイカーズがガードのクイン・クックをウェイブしたことを報道した。こうしてレイカーズはロスターの空きを2つ確保し、新たな選手を迎え入れる準備を整えている。また24日にはヒューストン・ロケッツがデマーカス・カズンズをウェイブしたことを『ESPN』が報道。ロケッツとカズンズの決別が表沙汰になった20日から、レイカーズが彼を補強のターゲットにする噂が立っていたが、『Los Angeles Times』によれば、彼らがカズンズと契約することはないそうだ。今回のレイカーズの動向に詳しい複数の関係者は、チーム側が昨シーズンに続いて再びカズンズを迎え入れるとは考えづらいとのこと。
そのためもし本当に補強対象がカズンズではない場合、同メディアはサクラメント・キングスのハッサン・ホワイトサイドがターゲットになるだろうと報じている。今季のレイカーズは昨季所属していたジャベール・マギーやドワイト・ハワードのようなリムプロテクターが不在であり、今シーズン平均14.6分出場の中で8.3得点5.7リバウンド1.3ブロックを記録する彼ならば、チームのニーズを満たせる可能性がある。いずれにせよ補強は必須のレイカーズだが、2連覇に向けて今後慎重に最良の決断をしていくことだろう。