ネッツ加入後19試合でチーム史上2位のトリプルダブル数をマーク
2月24日(現地時間23日、日付は以下同)。ブルックリン・ネッツは127-118でサクラメント・キングスを下し、連勝を7へと伸ばした。
ネッツはケビン・デュラントがハムストリングを痛めて5試合連続の欠場となるも、ジェームズ・ハーデンがトリプルダブル(29得点11リバウンド14アシスト)、ブルース・ブラウンが第4クォーターに挙げた13得点を含む29得点、カイリー・アービングが21得点7アシスト3スティール、ジョー・ハリスが18得点、ディアンドレ・ジョーダンが10得点8リバウンド4ブロックとスターター全員が2ケタ得点を記録。
特にハーデンはネッツ加入後の19試合で6度目のトリプルダブルとなり、早くもフランチャイズ史上2位へと浮上。1位のジェイソン・キッド(元ネッツほか/61度)までは遠いものの、新天地で見事な活躍を見せている。
3シーズン連続で得点王に輝き、2017-18シーズンにはMVPも手にしたスーパースターについて、スティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)は「彼がどれだけすばらしい選手なのかを、私は(このチームに来て)消したくないんだ。彼には期待しているからね、彼がこのチームに入って、さらに目覚ましいことになっているよ」と試合前の会見で称賛。
ネッツ加入後の19試合で、ハーデンは平均38.6分25.2得点8.5リバウンド11.6アシスト1.2スティールと見事なパフォーマンスを見せており、9年連続9度目のオールスター選出を飾った。
この連勝が始まる直前、ネッツはリーグ下位に沈むデトロイト・ピストンズ戦を落としたものの、ハーデンは「それが起爆剤になったかもしれない。1つだけじゃないけどね。そこで俺たちは負けることに嫌気がさしたのかもしれない。どんなことがあろうと勝ち始めようぜとなったんだ」と語り、チームの現状についてこう話していた。
「1人1人が集中している。俺たちは多くの試合で、何人かの選手がラインナップから外れている。でもその代わりとなる選手が準備万端で試合に臨んでいる。ジェフ(グリーン)やTLC(ティモティ・ルワウ・キャバロ)が今夜いなかったけど、ほかの選手たちが出場時間を手にしてステップアップしてくれたんだ」。
今季戦績を21勝12敗としたネッツは、イースタン・カンファレンス首位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(21勝11敗)とのゲーム差を0.5まで縮めており、トップまで肉薄している。
デュラントもオールスター前には復帰する見込みと指揮官が話しているだけに、ネッツの勢いがどこまで続くのか、引き続き注目していきたい。