ピアースやボッシュ、ウェバーらが今年のバスケットボール殿堂入り最終候補に

初ノミネートとなったピアースが最終候補に入った[写真]=Getty Images

 3月10日(現地時間9日、日付は以下同)。『ESPN』の番組「The Jump」にて、今年のバスケットボール殿堂入りの最終候補が発表された。

 元NBA選手たちならびにヘッドコーチとして最終候補に名を連ねたのは下記のとおり。
※チーム名は略称、並びはファミリーネームのアルファベット順

<2021 バスケットボール殿堂入り最終候補リスト>

■選手
クリス・ボッシュ(元ラプターズほか)
マイケル・クーパー(元レイカーズ)
ティム・ハーダウェイ(元ウォリアーズほか)
マーキス・ジョンソン(元バックスほか)
ポール・ピアース(元セルティックスほか)
ベン・ウォーレス(元ピストンズほか)
クリス・ウェバー(元キングスほか)

■コーチ
リック・アデルマン(ブレイザーズやキングスでHC経験あり)
ビル・ラッセル(セルティックスやスーパーソニックスでHC経験あり)
ジェイ・ライト(現ビラノバ大学HC)

実績が際立つピアース、キングスを強豪へと押し上げた2人は同時に殿堂入りなるか?

 複数回のオールスター選出を誇る元NBA選手たち(クーパーを除く)が並んだ選手部門だが、インパクトの面では2008年にセルティックスを優勝へと導き、ファイナルMVPに輝いたピアースが際立っていると言えよう。

 そのほか、レイカーズで5度の優勝経験を持つ名ディフェンダーのクーパー、ヒート時代に2度の優勝を勝ち取ったボッシュ、“キラークロスオーバー”で一世を風靡したハーダウェイ、史上最多タイとなる4度の最優秀守備選手賞に選ばれたウォーレス、ウィザーズやキングスでエースを務めたウェバーが入った。もしウェバーが1998年から2000年代中盤までキングスの指揮官を務めたアデルマンと共に殿堂入りとなれば、両者だけでなくサクラメントの人々も大喜びとなるに違いない。

 なお、今年の殿堂入りメンバーが発表されるのは5月17日。新型コロナウイルスのパンデミックにより、昨年の殿堂入り式典は今年5月15日から17日にかけてコネチカット州にあるモヒガン サンで行なわれる予定で、今年の式典は通常どおりマサチューセッツ州スプリングフィールドで9月に開催予定となっている。

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