3月15日(現地時間14日)、トロント・ラプターズが敵地でシカゴ・ブルズと対戦した。
ラプターズは新型コロナウイルスの安全衛生プロトコルにパスカル・シアカムやフレッド・バンブリートらが含まれたため、欠場。主力を欠いた状況で試合に臨んだ。
試合は立ち上がり、両チームともなかなか得点を挙げられず膠着状態が続くが、アーロン・べインズとノーマン・パウエルの3ポイントシュートでラプターズがリード。しかし、その後ブルズに10連続得点を許し、22-26で第1クォーターを終える。続く第2クォーター、開始から渡邊雄太がこの試合で初めて出場すると、リバウンドやアシストで貢献。チームに活力を与える活躍を見せるが、終盤にまたもや連続得点を許し、49-58で試合を折り返した。
第3クォーターに入ってもなかなかリズムをつかめないラプターズ。相手にオフェンスリバウンドを多く奪われ、攻撃の機会をなかなか得られない。その間に点差がじりじりと開きはじめ、10点差以上のリードを奪われてしまう。73-85で迎えた最終クォーター、序盤こそ得点を重ねるもブルズのデンゼル・バレンタインに3連続3ポイントシュートを決められ、一気にリードを広げられてしまう。その後も点差を広げられ、95-118で大敗。5連敗を喫した。
ラプターズはパウエルが32得点、カイル・ラウリーが20得点をマーク。渡邊雄太は7分53秒の出場で2アシスト3リバウンドを挙げた。一方のブルズは、パトリック・ウィリアムズの23得点を筆頭に9人が2ケタ得点を記録。連敗を2で止めた。
■試合結果
シカゴ・ブルズ 118-95 トロント・ラプターズ
CHI|28|30|27|33|=118
TOR|22|27|24|22|=95