2021.03.24
3月14日(現地時間13日、日付は以下同)。NBAでは計8試合が行なわれ、史上初の珍事が起こった。
この日はワシントン・ウィザーズのラッセル・ウェストブルック(42得点10リバウンド12アシスト)、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ(33得点11リバウンド11アシスト)、ブルックリン・ネッツのジェームズ・ハーデン(24得点10リバウンド10アシスト)、インディアナ・ペイサーズのドマンタス・サボニス(22得点13リバウンド10アシスト)、ニューヨーク・ニックスのジュリアス・ランドル(26得点12リバウンド12アシスト)の計5選手が一夜にしてトリプルダブルを達成したのである。
今季リーグトップの11度目となったウェストブルックは、キャリア13度目となる40得点超えのトリプルダブルを達成。これはオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか/22回)、ハーデン(15回)に次ぐNBA史上3番目の高水準。
アデトクンボは12日のニックス戦(24得点10リバウンド10アシスト)に次いで2試合連続のトリプルダブル。これはバックスのフランチャイズ史上、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか/1973年)に次ぐ2人目の快挙に。
この試合を終えて、今季のトリプルダブル達成回数のランキングではウェストブルックがトップの11回、ハーデンがニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)と並んで2位タイの9回、4位にはルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス/8回)、アデトクンボが6回で5位、サボニスが5回で6位、ランドルは2回で9位タイとなった。
3ポイント全盛で、スモールボールも頻繁に展開される現代NBAだが、トリプルダブルについては1つのポジションに偏ることはなく、各ポジションにおけるオールラウンダーたちが回数を重ねている。
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