3月18日(現地時間17日、日付は以下同)。オクラホマシティ・サンダーとマイアミ・ヒートによる2チーム間のトレードが成立した。
このトレードで、サンダーはトレバー・アリーザを放出し、ヒートからマイヤーズ・レナードと2027年のドラフト2巡目指名権を獲得。ただ、レナードは2月に肩のケガのため今季絶望と報じられており、サンダーの一員になることはないという。
#HEATTwitter show your love to our newest addition to #HEATCulture, Trevor Ariza! pic.twitter.com/UsHo8tFDQO
— Miami HEAT (@MiamiHEAT) March 17, 2021
もっとも、アリーザについては今季サンダーで1試合も出場しておらず、昨季の第二幕を家庭の事情で出場辞退してからというもの、NBAのコートには昨年3月を最後に立てていない。
ただ、35歳のベテランフォワードはロサンゼルス・レイカーズやヒューストン・ロケッツで豊富なプレーオフ経験を持っており、09年にはレイカーズで優勝、15、18年にはロケッツでカンファレンス・ファイナルを経験しており、早ければ今週末からプレーできる見込みとチーム側は発表しており、ヒートにとって貴重なベテランとなるだろう。
一方のサンダーは、今回のトレードで将来のドラフト指名権を獲得。これにより、27年のドラフトまでの期間で1巡目指名権を17本、2巡目指名権を15本も保持することに。今後はこの指名権を使って将来のスター候補をドラフト指名あるいは大型トレードを断行する際にアセットとして使うこともできる。