現在ウェスタン・カンファレンス14位と低迷しているヒューストン・ロケッツが、ビクター・オラディポをトレードする方向で動いているようだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。
同記者によると、ロケッツは複数のチームとトレードに関する交渉を進めており、3月26日(現地時間25日)に迎えるトレードデッドラインまでに成立させることに自信を持っているとのこと。ロケッツは若手選手と1巡目指名権を求めているという。
そこで、同選手へ関心を寄せていると報じられたのがマイアミ・ヒートとニューヨーク・ニックスだ。両チームとも混戦状態となっているイースタン・カンファレンスでプレーオフへ進むためにも、オラディポは獲得したいところだろう。しかし、オラディポの契約は今シーズン限りとなっており、今シーズン終了後にフリーエージェントとなる選手に若手選手と指名権というアセットを使ってまでトレードを行うとは見られておらず、トレードでの獲得へは両チームとも消極的だという。
今年1月に4チーム間トレードでロケッツに加わったオラディポは、今シーズンここまで29試合の出場で1試合平均33.4分に出場し、平均20.8得点5.0リバウンド4.7アシストを記録している。オラディポは今シーズン中にトレードされるのか、それとも終了後に移籍するのか。今後の動向に注目だ。