悲願のファイナル進出を狙うナゲッツがアーロン・ゴードンを獲得

ナゲッツがアーロン・ゴードンを獲得[写真]=Getty Images

 3月26日(現地時間25日)、デンバー・ナゲッツとオーランド・マジックの2チームがトレードすることで合意したと『ESPN』などが報じた。

 このトレードでナゲッツはアーロン・ゴードン、ギャリー・クラークを獲得。マジックはギャリー・ハリス、RJ・ハンプトン、2025年ドラフト1巡目指名権を得た。

 抜群の身体能力を誇り、オールスターのダンクコンテストに複数回出場した経験を持つゴードンがついに移籍することとなった。今シーズンは25試合の出場で1試合平均14.6得点6.6リバウンド4.2アシストをマークしているが、たびたびトレードの噂が報じられていたほか、先日ゴードンがチームへトレードするよう要求したとの報道も出ていた。ミネソタ・ティンバーウルブスとポートランド・トレイルブレイザーズが獲得に強い関心を示しているとのことだったが、結果的にナゲッツへトレードされることに。

 ナゲッツは現在26勝18敗でウェスタン・カンファレンス4位に位置している。2月は黒星がかさみ、一時調子を落としたものの3月に入って復調。ニコラ・ヨキッチジャマール・マレーという2大エースがチームをけん引し、強豪ひしめくウェスタン・カンファレンスで上位をキープしている。ナゲッツはゴードンを手に入れ、悲願のファイナル進出へ足場を固めた。

 一方のマジックは、マーケル・フルツジョナサン・アイザックが大ケガで今シーズン絶望。ゴードンのほかに、ニコラ・ブーチェビッチエバン・フォーニエといった主軸をトレードで放出したため、チームを再建する姿勢を示した。

 
 

 

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