3月26日(現地時間25日)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとオクラホマシティ・サンダー、ニューヨーク・ニックスの3チームがトレードに合意したと『ESPN』などが報じた。
このトレードで、セブンティシクサーズはジョージ・ヒル(サンダー)とイグナス・ブラズデイキス(ニックス)を獲得。サンダーはオースティン・リバース(ニックス)とトニー・ブラッドリー、2025年ドラフト2巡目指名権、2026年ドラフト2巡目指名権(以上セブンティシクサーズ)を獲得し、ニックスはテレンス・ファーガソン(セブンティシクサーズ)を得た。
現在31勝13敗でイースタン・カンファレンスの首位を快走するセブンティシクサーズが、ベテランガード獲得に成功した。現在34歳のヒルは、193センチ85キロのポイントガード。これまでインディアナ・ペイサーズやミルウォーキー・バックスなどでプレーしてきた同選手は、今シーズン開幕前に4チーム間トレードでサンダーへ移籍し、ここまで14試合の出場で1試合平均26.4分11.8得点3.1アシストをマーク。負傷の影響もあって出場試合数は伸びていないが、セブンティシクサーズはヒルの経験値を高く評価し、バックコートの層を厚くするべく獲得に動いた。
なお、このトレードで2巡目指名権を2つ獲得したサンダーは、今後7年間で1巡目指名権を17個、2巡目指名権を17個保有することとなった。