ウィザーズとブルズがトレードに合意、ウィザーズはギャフォードとハッチソンを獲得

ウィザーズがブルズとのトレードでギャフォード(右)らを獲得[写真]=Getty Images

 3月26日(現地時間25日)、ワシントン・ウィザーズとシカゴ・ブルズがトレードに合意したと『ESPN』などが報じた。

 このトレードで、ウィザーズはダニエル・ギャフォードとチャンドラー・ハッチソンを獲得。ブルズはトロイ・ブラウンJrとモリッツ・ヴァグナーを得たが、ヴァグナーはその後ボストン・セルティックスへトレードされた。

 ウィザーズが獲得したギャフォードは現在22歳で、208センチ106キロのパワーフォワード兼センター。2019年のNBAドラフト2巡目全体38位でブルズから指名を受けて入団し、今シーズンは31試合の出場で1試合平均12.4分4.7得点3.3リバウンドを記録している。ハッチソンは現在24歳のスモールフォワードで、2018年のNBAドラフト1巡目全体22位でブルズに入団。今シーズンは7試合の出場で1試合平均9.1分1.9得点と、目立ったインパクトは残せていない。

 今日行われたニューヨーク・ニックス戦の開始前にインタビューに応じた、ウィザーズのトミー・シェパードゼネラルマネージャーは、「チームの課題はディフェンス面で、今日はチームの身体能力が全体的にレベルアップできた」と満足げに話し、ギャフォードについて「これまでこのチームになかった戦力。リング下でロブパスを受けて叩き込める選手だし、ショットブロッカーとしても優秀。ラッセル(・ウェストブルック)とブラッド(ブラッドリー・ビール)とのピック&ロールで生かせるし、さらなる成長も期待できる逸材だ」と高く評価した。また、ハッチソンは2018年ドラフトの前から目をつけていたといい、「優秀なウイングディフェンダーだし、身体能力もいい」とディフェンス面で期待を寄せた。

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