4月17日(現地時間16日、日付は以下同)。ブルックリン・ネッツはホームでシャーロット・ホーネッツを迎え、130-115で勝利を収めた。
この試合では、ジョー・ハリスが6本の3ポイント成功を含む26得点に3スティール、2試合ぶりに出場したケビン・デュラントが25得点11アシスト、6本の長距離砲を沈めたランドリー・シャメットが20得点、カイリー・アービングが12得点6アシスト3スティール、ジェフ・グリーンが10得点5アシストをマーク。
「僕らがボールをうまくシェアできている時、このチームを倒すのはタフだよ。今夜はキャッチ&シュートからたくさん3ポイントを打てた。これが入れば、多くのオプションが広がってくるからね」とハリスが話したように、ネッツはこの日3ポイントが絶好調。成功率51.2パーセント(21/41)と抜群の精度を見せた。
ネッツは16日にラマーカス・オルドリッジが不整脈の悪化のため現役引退を表明。貴重なベテランビッグマンを失うこととなったものの、デュラント、カイリー、そしてハムストリングを痛めて欠場しているジェームズ・ハーデンが在籍している限り、このチームを優勝候補の一角から外すことはできない。
そんななか、デュラントはテキサス大学の1年上の先輩であり、NBAで15シーズンのキャリアを終えたオルドリッジについてこう話していた。
「彼の15年間はエリートと呼べるものだった。殿堂入りするレベルだ。テキサスを訪問した時のことを今でも覚えているよ。彼がその時にホストをしてくれたんだ。そして今、彼はラストゲームを終えた。その試合で俺は彼と一緒にプレーした。本当に夢のようだった」。
オルドリッジは同大で2004-05と05-06シーズン、デュラントは06-07シーズンにプレーしており、10年以上の月日を経て、ネッツでチームメートとなった。
11日のロサンゼルス・レイカーズ戦。オルドリッジのラストゲームとなったこの試合で、ネッツは101-126で敗れてしまったものの、テキサス大の先輩と後輩は、共にスターターとしてプレーし、前者は12得点3ブロック、後者は22得点7リバウンド5アシストをマーク。
共にプレーオフでチャンピオンシップ獲得に挑戦することこそできなかったものの、デュラント、そしてきっとオルドリッジにとっても感慨深い1日となったことだろう。