4月19日(現地時間18日、日付は以下同)。アトランタ・ホークスがホームでインディアナ・ペイサーズを迎え、第4クォーターに2度同点に追い付かれるも、逆転を許さずに129-117で下した。
ホークスではトレイ・ヤングがいずれもゲームハイとなる34得点11アシストに5リバウンド2スティール、クリント・カペラが25得点24リバウンド2スティール3ブロック、ケビン・ハーターが23得点9リバウンド、ボグダン・ボグダノビッチが23得点を記録。
「今日みたいにクリントがペイントで暴れて、皆がショットを沈めて、3ポイントも決めている時の僕らはタフだよ。こういう状況になると、相手はダブルチームするのが難しくなるからね」とヤングは自信を見せた。
前試合終了時点でリーグトップの平均14.3リバウンドをもぎ取っていたカペラは、この試合で8本のオフェンシブ・リバウンドを含むゲームハイの24リバウンドの大活躍。ハーターとボグダノビッチがそれぞれ5本、ヤングが3本の3ポイントを沈めて持ち前のオフェンス力を発揮し、ペイサーズを終盤に突き放すことに成功している。
また、足首を痛めて9試合連続で欠場していたジョン・コリンズが復帰し、約21分のプレータイムで8得点2リバウンドをマーク。レギュラーシーズン終盤にホークス第2の男がコートへ戻って来たことは朗報だ。
この勝利でイースタン・カンファレンス4位の31勝26敗としたホークス。5位のボストン・セルティックスとはゲーム差なしで、7位のマイアミ・ヒート(29勝28敗)とは2.0ゲーム差と僅差の展開ながら、カペラはこう語る。
「僕らは絶対に上位4位になりたい。まだ15試合残っているから、僕らは自分たちの力を証明していく必要がある。まだ終わってないからね。だけど僕らには間違いなくその位置まで行けるポテンシャルがある。特に(ケガをしている)選手たちが戻ってくれば、このチームはもっと良くなる。だからものすごくワクワクしている」。
ホークスはコリンズこそ復帰したが、ディアンドレ・ハンター(膝)、キャメロン・レディッシュ(アキレス腱)、トニー・スネル(足首)、ダニーロ・ガリナーリ(足)がペイサーズ戦を欠場。クリス・ダン(足首)は3月中旬にチーム練習へ参加したものの、今季まだコートに立てていない。
レギュラーシーズンも残り約1か月。プレーオフへ向けて、ホークスがフルメンバーをそろえることとなれば、イーストのダークホースと化す可能性が十分あるだろう。