長いリハビリの末に今季初出場を飾ったジャレン・ジャクソンJr.「僕にとっては勝利」

今季初出場を飾ったジャクソンJr.[写真]=Getty Images

 4月22日(現地時間21日、日付は以下同)に行なわれたロサンゼルス・クリッパーズ戦。メンフィス・グリズリーズは105-117で敗れて2連敗を喫した。

 それでも、この日グリズリーズのジャレン・ジャクソンJr.が今季初出場を果たし、ベンチスタートから17分57秒のプレータイムで15得点8リバウンド4ブロックと上々の数字を残した。

 昨季の第二幕として行なわれたシーディングゲーム(順位決定戦)の期間中に左膝半月板を断裂したことで手術を受け、リハビリとワークアウトに多くの時間を費やしてきた21歳のビッグマンは試合にこそ負けたものの、「僕にとっては大きな勝利。(復帰まで)長い道のりだったから」とコメント。

 そして「コートに立つことができたことは、僕にとって勝利したことを意味する。(最初のショットが)決まったことを神に感謝している」と今季初戦を振り返った。

 グリズリーズは22日終了時点でウェスタン・カンファレンス8位の29勝28敗。昨季プレーイン・トーナメントでポートランド・トレイルブレイザーズに敗れてプレーオフ出場を逃しただけに、ジャクソンJr.復帰は朗報である。

「いいサインだ。僕らは彼が戻ってきてくれてうれしいよ。僕らは彼が復帰すべく、どれだけハードにやってきたかを皆が知っている。ものすごく興奮していたことも知っている。(コート上で)彼を見ることができて良かったよ」。

 チームのけん引役を務めるジャ・モラントはそう語り、ジャクソンJr.の復帰を大歓迎。シーズン終盤戦という重要な局面で、グリズリーズは白星を重ねてプレーオフ進出を飾ることができるか。今後の戦いぶりに注目したい。

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