2006年を最後にプレーオフの舞台から遠ざかっているサクラメント・キングス。今季は2月上旬まで勝ち越していたものの、そこから9連敗を喫したことで黒星先行へ。
3月末から再び9連敗に陥り、今季のプレーオフ出場も相当厳しくなってしまったのだが、ここ3戦で2勝をマーク。ウェスタン・カンファレンス12位のキングス(24勝35敗)は、ラストスパートに向けて4月26日(現地時間25日、日付は以下同)のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦に挑もうとしていた。
ところが、24日にディアロン・フォックスが安全衛生プロトコルに入ったことで10日から14日の離脱になる見込みと『The Athletic』が報道。プレーイン・トーナメントに参戦できる最後の枠となるウェスト10位のウォリアーズ(29勝30敗)を5.0ゲーム差で追う中、フォックスの離脱はキングスにとって絶望的とも言える。
キャリア4年目のフォックスは、今季いずれもチームトップとなる平均25.2得点7.2アシスト1.5スティールを残す23歳のポイントガード。代役として新人のタイリース・ハリバートンが起用されることが予想できるものの、キングスの中心選手であるフォックスの穴を埋めることはさすがに厳しいだろう。
ロースターにはバディ・ヒールドやハリソン・バーンズ、リショーン・ホームズにマービン・バグリー3世といった選手たちがいるとはいえ、キングスはレギュラーシーズンの最終盤にチームのエースを失うという痛恨の事態となった。