5月12日(現地時間11日、日付は以下同)。ユタ・ジャズはドノバン・ミッチェルがレギュラーシーズン残り3試合も欠場すると発表した。
ミッチェルは4月17日のインディアナ・ペイサーズ戦で右足首を捻挫。次戦から欠場を続けており、今後もソルトレイクシティで治療を続けて、プレーオフ前に再検査を受けることになるという。
ジャズはすでにプレーオフ進出を決めており、12日終了時点で50勝19敗と、ウェスタン・カンファレンスならびにリーグトップの戦績を残している。ミッチェル離脱後、チームはボーヤン・ボグダノビッチが得点面でけん引しており、5連勝を含む8勝5敗と勝ち越している。
ただ、今季平均26.4得点4.4リバウンド5.2アシストを記録するミッチェルが不在となると、プレーオフのファーストラウンドを勝ち上がることも厳しくなってくると言わざるをえない。
プレーイン・トーナメントを勝ち抜いてウェストの第8あるいは第7シードに入ってくる可能性があるのは昨季覇者ロサンゼルス・レイカーズを筆頭に、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、メンフィス・グリズリーズ、サンアントニオ・スパーズ、またはポートランド・トレイルブレイザーズと難敵ぞろいだからだ。
ミッチェルがプレーオフに間に合えばジャズとしても一安心だろうが、1か月以上もコートから離れることとなるだけに、復帰初戦から全開でプレーできるかどうかは微妙。そのため、ジャズはエースが本調子ではないコンディションの中でプレーオフに臨むことになるかもしれない。