レギュラーシーズンで34勝38敗という成績を収め、イースタンカンファレンス8位で終えたワシントン・ウィザーズ。プレーオフ進出を懸けて19日(現地時間18日)に同7位のボストン・セルティックスとのプレーイン・トーナメントに臨むが、その一戦を前にスコット・ブルックスヘッドコーチが会見に応じた。
ウィザーズは今シーズン加入したラッセル・ウェストブルック、1試合平均31.3得点でチームの得点頭であるブラッドリー・ビールを中心としたオフェンスを展開してきた。ブルックスHCはその2人を中心としたバックコート陣をキーマンに挙げ、「我々のガードはダイナミックなので、できるだけリングへアタックしてフリースローラインに立つきっかけを作りたい。早い段階でボーナスに入れればと思っている。とにかくフリースローが重要だ」とコメント。インサイドアタックとフリースローから得点を挙げていく考えを示した。
対戦相手のセルティックスは昨シーズン48勝24敗を記録し、イースタンカンファレンスの決勝まで進出したが、今シーズンは調子が上がりきらず7位で終えた。それでもエースのジェイソン・テイタムはシーズン終盤にキャリアハイとなる60得点を記録するなどパフォーマンスを向上させており、ウィザーズにとって要注意人物だ。ブルックスHCも警戒感を示しており、「テイタムはなんでもできる。だからオールスター選出にふさわしい選手だし、複数人で止めないといけない」と話し、場合によってはダブルチームやトリプルチームで止めにかかる考えだ。
一発勝負となるこの試合は、勝利したチームが第7シードを獲得し、敗れたチームは9-10位の試合で勝利したチームと第8シードを懸けて戦うこととなる。注目の一戦は、19日の午前10時にティップオフだ。
明日のプレーイン ゲームについて本日の練習後のブルックスHC「(セルティックスには)優秀なショットブロッカーがいるが、出来るだけペイントアタックしてジャンプシュートにとどまらないようにしたい」 #ウィザーズ|#DCAboveAll pic.twitter.com/s8EmZTN0pm
— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) May 17, 2021