2021.05.21
5月17日(現地時間16日、日付は以下同)。NBAはレギュラーシーズン最終日を迎え、全15試合が行なわれた。
ゴールデンステイト・ウォリアーズはメンフィス・グリズリーズを113-101で下し、ウェスタン・カンファレンス8位の39勝33敗でフィニッシュ。
キャリア12年目の今季、自己最高とも言えるパフォーマンスを見せているステフィン・カリーは、この試合でも9本の3ポイント成功を含むゲームハイの46得点に7リバウンド9アシストの大暴れ。
今季をキャリアハイの平均32.0得点で終えたカリーは、2015-16シーズン以来2度目となる得点王を獲得。33歳以上の選手がNBAで得点王に輝いたのは、カリーとマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)のみ。
そしてカリーは複数回の得点王、シーズンMVP、優勝を飾った史上4人目の選手に。ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、ジョーダンと並ぶ超エリートクラブの仲間入りを果たした。
さらに、今季はジョーダン以来となる1シーズン38度の30得点以上、リーグトップの3ポイント成功数(337本)をマーク。7試合で10本以上の3ポイント成功、4度目となる3ポイント成功300本以上、1試合平均5.3本の3ポイント成功はいずれもNBA史上初と、記録づくしのシーズンとなった。
「健康体でコートへ戻ることができたこと、そして毎晩ハイレベルなプレーができていることに感謝している。練習に費やしてきた成果が出ているという証だね。特にキャリアのこの時点で信頼されていることを本当にうれしく思う。年を重ねていくにつれて、それ(ハードワークの数々)がディファレンスメイカーになっている」とカリー。
ウォリアーズがプレーオフ進出をかけて20日にプレーイン・トーナメントで対決するのはレブロン・ジェームズ率いるレイカーズ。昨季の覇者と、一昨季まで5年連続でウェストを制したウォリアーズによる一騎打ちは、大盛り上がりすること間違いなしだ。
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