5月20日(現地時間19日)、西9位のメンフィス・グリズリーズが同10位のサンアントニオ・スパーズとのプレーイン・トーナメントに臨んだ。
勝利したほうが第8シードを懸けた一戦に臨むこととなり、負けたほうがシーズン終了となるこの戦い。立ち上がりはグリズリーズが試合のペースを握り、このクォーターだけで38得点をマーク。38-19で第1クォーターを終えるが、続く第2クォーターは打って変わってオフェンスが沈黙。わずか18得点しか挙げられない苦しい展開となった一方で、相手に30点を奪われ、56-49と点差を詰められて試合を折り返す。
グリズリーズのリードで迎えた第3クォーターは引き締まった展開となり、ともに16点を積み上げるにとどまる。72-65で突入した最後の12分間は両チームともに攻撃のギアを上げ、パイペースで得点を重ねていく。グリズリーズがディロン・ブルックスを中心に加点する一方で、スパーズはデマー・デローザンを軸に反撃。試合終盤は競った展開となり、一時3点差となるが、グリズリーズが逃げ切って100-96で勝利した。
勝利したグリズリーズはブルックスが24得点、ヨナス・バランチュナスが23得点、ジャ・モラントが20得点をマーク。敗れたスパーズはデローザン、ルディ・ゲイが20得点を挙げたが一歩及ばなかった。
■試合結果
メンフィス・グリズリーズ 100-96 サンアントニオ・スパーズ
MEM|38|18|16|28|=100
SAS|19|30|16|31|=96