5月20日(現地時間19日、日付は以下同)に行なわれたロサンゼルス・レイカーズ戦。ゴールデンステイト・ウォリアーズは37分間に渡ってリードを奪い、前半終了時にはステフィン・カリーのブザービーターで55-42と、この試合最大となる13点のリードを手にした。
ところが、第3クォーターに入ってレイカーズが反撃開始。ウォリアーズも負けじと応戦するも、最後は残り58.2秒にレブロン・ジェームズの決勝弾となるディープスリーを浴び、100-103で敗戦。
これにより、ウォリアーズは22日のプレーイン・トーナメント最終戦で、プレーオフ最後の座をかけてメンフィス・グリズリーズ戦に臨むこととなる。今季ここまで2勝1敗と勝ち越しているグリズリーズ戦に向けて、カリーはこう話す。
「僕らは準備万端さ。今は(負けたから)最悪だけどね。僕らは今夜すごくいいプレーをしていた。この環境が恋しかったんだ。高いインテンシティにハイレベルな闘争心があり、ものすごく楽しかった。今夜コートに足を踏み入れた皆のことを誇りに思うよ」。
今季平均32.0得点で2度目の得点王となったカリーは、シーズンMVPでも最終候補の3人のうちの1人に選ばれており、レイカーズとの大一番でもゲームハイの37得点をマーク。グリズリーズ戦はシーズン最終戦となった5月17日のみの出場ながら、ゲームハイの46得点に7リバウンド9アシストを残しており、22日も徹底マークに遭うことが容易に想像できる。
「僕らはこの20試合でやってきたことをするだけ。(グリズリーズ戦は)勝つか帰るかというシナリオだけど、僕らには大きな自信がある。悔しい負けを喫したからこそ、挽回しなきゃいけない」とカリーの自信は揺るがない。
はたして、カリー率いるウォリアーズはグリズリーズを下して2年ぶりのプレーオフ返り咲きを飾ることができるのか。22日のプレーイン・トーナメント最終戦の行方に注目だ。