セルティックスのエース、ジェイソン・テイタムがネッツとの第2戦で右眼を負傷

テイタムが第3クォーター序盤に途中離脱となった[写真]=Getty Images

 5月26日(現地時間25日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスはブルックリン・ネッツとのプレーオフ ファーストラウンド第2戦に臨むも、最大33点ビハインドを背負う一方的な展開となり、108-130で敗れてシリーズ2連敗を喫した。

「僕は個人的に通すことができていたパスを何度もミスしてしまった。もっといいプレーをしなきゃいけないのは明らかだ。僕らはチームとしてもっとうまくプレーしないと」。

 この日17得点7アシストをマークしたケンバ・ウォーカーは試合後にそう振り返り、次戦に向けて改善していくことを誓っていた。

 セルティックスではケンバのほか、マーカス・スマートが19得点6アシスト2スティール、エバン・フォーニエが16得点、トリスタン・トンプソンが15得点11リバウンドを残したものの、エースのジェイソン・テイタムが9得点2スティール2ブロックに終わり、途中退場するアクシデントに見舞われた。

 第3クォーター残り8分48秒。25点差を追いかけていたセルティックスは、テイタムがルーズボール争いの際にケビン・デュラントと接触し、右眼を負傷してしまったのである。

 テイタムはロッカールームへ下がった後にベンチへと戻ったものの、その後この試合は戻らないことが発表された。

「彼はコートに戻り、ライトに当たって再びアジャストしようとしたが、明らかに苦しんでいた。すごく赤くなっているのが見てわかった。正確にはどんな診断になるか私には分からないが、今の彼が快適ではないのは確かだ」とブラッド・スティーブンズHC(ヘッドコーチ)が話している。

 セルティックスはすでにオールスターのジェイレン・ブラウンが左手首のケガのため今季を終えており、戦力ダウンとなっている。テイタムが次戦あるいはシリーズ中に復帰できるのか、今後の動向が気になるところだ。

モバイルバージョンを終了