44分52秒もコートに立ち続けてゲームハイの46得点14アシストに7リバウンド。ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは、6月7日(現地時間6日、日付は以下同)に行なわれたロサンゼルス・クリッパーズとのファーストラウンド第7戦で驚異的な成績でチームをけん引したものの、マブスは111-126で敗戦し、2年連続でプレーオフ1回戦敗退となった。
とはいえ、22歳の神童はシリーズ平均で見ても両チームトップとなる35.7得点10.3アシストに7.9リバウンド1.3スティールと暴れ回り、フィールドゴール49.0パーセント、3ポイント40.8パーセントと見事な活躍を見せていたことは間違いない。
NBAキャリア3年目を終えたドンチッチは「休暇なんてないよ」と口にし、今月末から行なわれるオリンピック最終予選(OQT)にスロベニア代表の一員として東京オリンピック出場をかけて戦うことを明言。
その一方、ドンチッチは今夏に延長契約を結ぶ可能性が浮上していることを聞かれて「答えは知ってるよね」と笑顔を見せながら答えていた。
ドンチッチは今季オールNBAチームに選ばれれば、2022-23シーズンから5年約2億ドル(約218億円)というマックス額の延長契約を締結できる資格を手にすることができる。昨季オールNBAファーストチーム入りを飾った男は、今季も平均27.7得点8.0リバウンド8.6アシストを残しており、2年連続のオールNBAチーム入りが確実視されていることから、来季開幕前にマブスと超高額な延長契約を結ぶことは決まりだろう。