今年のNBAドラフト上位指名順位が決定! ピストンズが51年ぶりに1位指名権を獲得

今季のオールルーキーファーストチームに選ばれたピストンズのサディック・ベイ[写真]=Getty Images

 6月23日(現地時間22日、日付は以下同)、「NBAドラフト2021」のロッタリー(指名順位の抽選会)が行われた。

 豊作揃いと言われている今年のドラフトで、1位指名権を獲得したのはデトロイト・ピストンズ。続いて2位がヒューストン・ロケッツ、3位はクリーブランド・キャバリアーズ。4位がトロント・ラプターズとなった。

 今年のドラフトロッタリーでは、ロケッツ、ピストンズ、オーランド・マジックが14.0パーセントの確率で1位指名権を獲得する可能性があったが、ピストンズが見事にそれを射抜き、51年ぶりとなる1位指名権を得た。


 ピストンズのトロイ・ウィーバーゼネラルマネージャーは「ESPN」の取材に対し、「このポジションにいられることに興奮しているよ」とコメント。「でも、(1位指名権を獲得したことで)やるべきことがたくさんあるし、それについて熱心に取り組むよ」と気を引き締めた。

 ピストンズは今シーズン、20勝52敗でイースタン・カンファレンス最下位に沈んだ。だが、昨年のドラフトでサディック・ベイキリアン・ヘイズ、アイザイア・スチュワートといった若手有望株を獲得しており、さらに今回得た1位指名権を使って強力な選手をチームへ加えることができれば、ピストンズの未来は明るいものになるだろう。なお、「ESPN」などの米メディアは、1位指名権でケイド・カニンガム(オクラホマ州立大)を獲得すると予想している。

 この日決まった今年のドラフト1巡目1位から14位までの指名順位は下記のとおり。ドラフト本番に向けて、トレードで指名順位アップ、またはその指名権を絡めたトレードが合意に達する可能性もあるだけに、今後の展開にも注目したい。

■NBAドラフト2021 上位指名
1位:デトロイト・ピストンズ
2位:ヒューストン・ロケッツ
3位:クリーブランド・キャバリアーズ
4位:トロント・ラプターズ
5位:オーランド・マジック
6位:オクラホマシティ・サンダー
7位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ
8位:オーランド・マジック
9位:サクラメント・キングス
10位:ニューオーリンズ・ペリカンズ
11位:シャーロット・ホーネッツ
12位:サンアントニオ・スパーズ
13位:インディアナ・ペイサーズ
14位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ 

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