7月11日(現地時間10日、日付は以下同)。現地メディア『ESPN』が主催する、スポーツ選手たちを表彰する『ESPY賞』に選ばれた選手たちが発表された。
NBAからは『ベストな記録更新パフォーマンス賞』にワシントン・ウィザーズのラッセル・ウェストブルック、『ベストNBAプレーヤー賞』にゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー、『最優秀ブレイクアスリート賞』には今季の新人王、シャーロット・ホーネッツのラメロ・ボールがそれぞれ輝いた。
5月11日のアトランタ・ホークス戦で、ウェストブルックは28得点13リバウンド21アシストをマークし、通算182回目のトリプルダブルを達成。47年間も破られずにいたオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか/181回)の記録を塗り替えて、NBA新記録を樹立。
ウェストブルックは受賞したことを受けて「私の前に記録を残してきた人たち、特にオスカー・ロバートソンのゲームへの自己犠牲とインスピレーションに、ものすごく感謝しています。何年にも渡ってサポートしてくれたチームメートたち全員、そしてコーチたちに御礼を言いたいです。そして私に投票してくれた方々に感謝しています」とコメントしている。
なお、今年の『ESPY賞』では、『ベストアスリート賞』の女性部門と女子テニス部門で大坂なおみ、『ベストMLBプレーヤー賞』にロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が選ばれている。