7月21日(現地時間20日、日付は以下同)に行なわれた第6戦で、ミルウォーキー・バックスがフェニックス・サンズを105-98で下したことで、今年のNBAファイナルは4勝2敗でバックスが制し、1971年以来、実に50年ぶりにNBAチャンピオンとなった。
サンズが1993年以来、バックスが1974年以来のファイナルと、久々の頂上決戦へと進出した両チームによるシリーズは、昨年以上の盛り上がりを見せたようだ。
『RealGM』によると、『ABC』で放送された今年のファイナルは、平均で991万人が視聴。昨年のロサンゼルス・レイカーズ対マイアミ・ヒートによるシリーズよりも32パーセント上回ったという。
さらに、バックスが優勝を決めた第6戦では平均で1252万人が視聴しており、前年比50パーセント増し。現地時間23時30分、23時44分には1654万人まで跳ね上がった。
また、グローバルなNBAリーグパスの視聴者数でも、今年のプレーオフは昨年から19パーセント増し、一昨年からは26パーセントも上昇。
半世紀ぶりの優勝を達成したバックス、フランチャイズ史上初優勝をまたも逃してしまったサンズによるシリーズは、延長にもつれた試合こそなかったものの、見ごたえ十分のシリーズだったと言っていいはずだ。