7月30日(現地時間29日)。ニューヨーク州ブルックリンにあるバークレイズ・センターにて、今年のNBAドラフトが開催された。
ロッタリー(指名順位の抽選会)で見事全体1位指名権を引き当てたデトロイト・ピストンズは、前評判どおりにオクラホマ・ステイト大学のケイド・カニングハムを指名。
そしてヒューストン・ロケッツはジェイレン・グリーン(Gリーグ・イグナイト)を2位、クリーブランド・キャバリアーズは3位でエバン・モーブリー(サザンカリフォルニア大学)、トロント・ラプターズが4位でスコッティ・バーンズ(フロリダ・ステイト大学)、オーランド・マジックは5位でジェイレン・サグス(ゴンザガ大)をセレクト。
また、1巡目指名の途中には、今年4月に交通事故で帰らぬ人となったドラフト候補生、テレンス・クラーク(ケンタッキー大学)をNBAが指名。アダム・シルバー コミッショナーはその家族を会場へと招待し、ドラフトのキャップをその家族へ渡すという粋な計らいを見せていた。
この日のドラフトにおける1巡目指名選手は下記のとおり。
※指名チームはトレード前のもの、チーム名は略称、G=ガード、F=フォワード、C=センター
■NBAドラフト2021 1巡目指名選手一覧
1位:ピストンズ→ケイド・カニングハム(オクラホマ・ステイト大/G/アメリカ)
2位:ロケッツ→ジェイレン・グリーン(Gリーグ・イグナイト/G/アメリカ)
3位:キャブズ→エバン・モーブリー(サザンカリフォルニア大/C/アメリカ)
4位:ラプターズ→スコッティ・バーンズ(フロリダ・ステイト大/F/アメリカ)
5位:マジック→ジェイレン・サグス(ゴンザガ大/G/アメリカ)
6位:サンダー→ジョシュ・ギディー(NBLアデレート・サーティシクサーズ/G/オーストラリア)
7位:ウォリアーズ→ジョナサン・クミンガ(Gリーグ・イグナイト/F/コンゴ民主共和国)
8位:マジック→フランツ・バグナー(ミシガン大/G-F/ドイツ)
9位:キングス→デイビオン・ミッチェル(ベイラー大/G/アメリカ)
10位:ペリカンズ→ザイール・ウィリアムズ(スタンフォード大/F/アメリカ)
11位:ホーネッツ→ジェームズ・ブックナイト(コネティカット大/G/アメリカ)
12位:スパーズ→ジョシュア・プリモ(アラバマ大/G/カナダ)
13位:ペイサーズ→クリス・ドゥアルテ(オレゴン大/G/ドミニカ共和国)
14位:ウォリアーズ→モーゼス・ムーディー(アーカンソー大/G/アメリカ)
15位:ウィザーズ→コーリー・キスパート(ゴンザガ大/G/アメリカ)
16位:サンダー→アルペレン・シェングン(ベジクタシュ【トルコ】/C/トルコ)
17位:グリズリーズ→トレイ・マーフィー3世(ヴァージニア大/G/アメリカ)
18位:サンダー→トレイ・マン(フロリダ大/G/アメリカ)
19位:ニックス→カイ・ジョーンズ(テキサス大/F/バハマ)
20位:ホークス→ジェイレン・ジョンソン(デューク大/G-F/アメリカ)
21位:ニックス→キーオン・ジョンソン(テネシー大/G/アメリカ)
22位:レイカーズ→アイザイア・ジャクソン(ケンタッキー大/F/アメリカ)
23位:ロケッツ→ウスマン・ガルーバ(レアル・マドリード【スペイン】/F/スペイン)
24位:ロケッツ→ジョシュ・クリストファー(アリゾナ・ステイト大/G/アメリカ)
25位:クリッパーズ→クエンティン・グライムズ(ヒューストン大/G/アメリカ)
26位:ナゲッツ→ナシャン・ハイランド(ヴァージニア・コモンウェルス大/G/アメリカ)
27位:ネッツ→キャメロン・トーマス(ルイジアナ・ステイト大/G/アメリカ)
28位:シクサーズ→ジェイデン・スプリンガー(テネシー大/G/アメリカ)
29位:サンズ→デイロン・シャープ(ノースカロライナ大/C/アメリカ)
30位:ジャズ→サンティ・アルダマ(ロヨラ大メリーランド/F/スペイン)