東京オリンピック 5人制男子バスケットボールは8月1日にグループリーグが終了。3日に行なわれる準々決勝の対戦カードが抽選の末に発表された。
まずは10時00分からスロベニア対ドイツ、13時40分からスペイン対アメリカ、17時20分からイタリア対フランス、21時00分からオーストラリア対アルゼンチンという組み合わせに。
特にアメリカ対スペインは2008年の北京オリンピック決勝、12年のロンドン・オリンピック決勝、16年のリオデジャネイロ・オリンピックの準決勝で激突しており、いずれもアメリカが勝利。オリンピックまたはFIBAワールドカップにおける直接対決で、アメリカは16勝2敗を誇っており、先月行なわれたエキシビジョンゲームでも83-76で勝利を収めている。
抽選による結果だったため、誰かを責めることはできないとはいえ、この対戦カードが準々決勝で実現するとは思っていなかったという方もいるだろう。
スペインのマルク・ガソルは「金メダルを勝ち取ろうとしているなら、どこが相手だろうと倒すだけ。ここまできたら、対戦カードは関係ないのさ」と口にしており、兄のパウも「今日の敗戦の後、アメリカが準々決勝の相手になる。それ以外に考えている時間はない!」とSNSへ投稿しており、因縁の相手とのリマッチに闘志を燃やしている。
アメリカ代表を指揮するグレッグ・ポポヴィッチHC(ヘッドコーチ/サンアントニオ・スパーズ)は「今大会はバスケットボールとして考えられる限り、ものすごく向上している。各チームが非常に激しく、タレントにも恵まれている。個々の選手で見ても、人々はテレビで楽しめると思うよ」と話しており、ハイレベルな一発勝負が繰り広げられることだろう。